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水道光熱費の節約術 電気代の節約

日本人一人当たりのエネルギー消費量は、世界第4位。1955年から40年間の間に約3倍にも増加しました。石油や石炭、天然ガスといった資源は、動植物の死骸が数億年もかけて変化してできた地下資源です。その貴重な資源を、このままでは産業革命からわずか200〜300年で使い切ってしまうことになるという試算もあります。発電には石油、石炭、ウランなどが使われています。
家庭内消費電力量トップ4
1位 エアコン 3位 照明器具
2位 冷蔵庫 4位 テレビ
 待機電力カットでエネルギーセーブ!
待機電力とは、電気製品を使っていないのにコンセントをさしているだけで消費されている電力のことで、リモコンで動作するテレビやビデオ、常時時計の表示がある電子レンジなどがあげられます。アイロン、ドライヤー、掃除機などは、スイッチが切れていれば待機電力がかかりません。省エネルギーセンターの調査によると、平均的な家庭の待機電力は年間400kWh。日本全国の待機電力を合計すると原子力発電所の発電量の2基分以上にもなります。
オフシーズンのエアコンやコンセントを抜いても支障が無いものは、抜いておきましょう。パソコンのスクリーンセーバーは、消費電力は下がりません。それどころか3Dのスクリーンセーバーでは、かえって消費電力が上がってしまう場合もあります。使わないときは電源を切りましょう。
主な電化製品の待機電力(1時間あたり)
ミニコンポ 4.8W パソコン 2.8W 電話子機 1.3W 電子レンジ 0.5W
留守電付電話 4.5W エアコン 2.4W テレビ 0.8W 洗濯機 0.3W
FAX付電話 3.8W ビデオデッキ 2.4W 携帯電話の充電器 0.5W
この表は平成12年に販売されていた電化製品の平均待機電力です。最近の電化製品では、かなり待機電力が抑えられたものが販売されています。購入の際には、待機電力も考慮してみてください。
 省エネ型を選ぶと年間1万円以上も節約できる!
あるメーカーの製品で比較してみると、10年前の製品と省エネタイプの新商品では年間の電気代はエアコンで1万3,600円、冷蔵庫で2万2,200円も節約できる計算です。買い換えの際には、ぜひ省エネ型を選びましょう。

 ⇒エアコンの節電方法
 ⇒冷蔵庫の節電方法
 ⇒照明器具の節電方法
 ⇒テレビの節電方法

 電気こたつの電力を節約する
●上掛けもう一枚で保温力アップ!
掛け布団の上にさらにもう一枚上掛けを掛けます。下には敷布団を敷き、さらに床から熱が逃げないように断熱マットなどを敷けば完璧です。これだと温度設定が低くても暖かいので5〜15%の省エネになります。
●温度調節はこまめに!
温度調節の「強」と「中」では約20%も消費電力が違ってきます。

 炊飯器の電力を節約する
●7時間保温=ご飯1回炊ける!
炊飯器で7時間保温すると、ご飯を1回炊くのと同じ電力を使ってしまいます。残ったら保温せずに、一食分づつ分けて保存し、温めなおす方が節約になります。ちなみに1膳分のご飯を電子レンジで温めなおす場合、冷蔵室保存の場合約0.6円、冷凍室保存の場合約3円の電気料金がかかります。

 電子ポットの電力を節約する
●7時間保温=沸騰1回分!
電子ポットも7時間の保温で沸騰1回と同じ電力を使ってしまいます。必要なときにガスで沸かした方が節約になります。それでも電子ポットで保温したい場合は、設定温度を低めにしておいて使うときに再沸騰させると、ずっと高温で保温するよりも節約になります。夜間はコンセントを抜きましょう。

 掃除機の電力を節約する
●掃除機は一気に!
掃除機をかける前に、あらかじめ部屋を片付けて一気にかけてしまいましょう。掃除機を使う時間の短縮になります。一日1分短縮すると、年間約120円の節約になります。

 トイレの電力を節約する
●トイレの便座の暖房、必要ですか?
設定温度を一段階下げ、必要の無い時期OFFにすれば年間約580円の節約になります。また、使わないときフタを閉めておけば熱が逃げにくいので、年間約770円の節約になります。便座カバーを付ければ、暖房は必要ありません。