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 【身のまわりの危険物質】
   柔軟仕上剤の危険

柔軟仕上剤も合成界面活性剤が主成分です。合成洗剤に使われる界面活性剤は陰イオン系界面活性剤で、マイナスの電荷を持っているので、洗濯した繊維の表面は水中でマイナスの電気を帯びています。そこに、陽イオン系界面活性剤である柔軟仕上剤を入れると、マイナスにプラスが引き寄せられて陽イオン系界面活性剤が繊維の表面に付着します。滑りがよくなり、静電気防止効果もありますが吸水性が悪くなります。これは、赤ちゃんのオムツや肌着にとって致命的です。それに、あのベタベタした感触やきつい香りは、合成界面活性剤が残留している証ではないでしょうか。肌着に残留した合成界面活性剤は、汗によって溶け出し、皮膚から吸収されてしまいます。

《外資系柔軟仕上剤の成分》
界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩)、安定化剤
《国内大手メーカー柔軟仕上剤の成分》
界面活性剤(エステルアミド型ジアルキルアミン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、香料
《ベビー用柔軟仕上剤の成分》
界面活性剤(ポリアミンポリアミド系、ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、安定剤

石けんで洗濯すれば柔軟剤なんて必要ありません。柔軟剤は、合成洗剤で洗うと衣類がゴワゴワになってしまうのでなんとかせねばと開発されたものです。石けんを使っていれば、全く必要の無いものだったのです。


参考文献
『だから、せっけんを使う』船瀬俊介

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