ガス代の節約術

　給湯式の方が節約

水を張って沸かすよりも、お湯を出して溜めた方がガス代節約になります。

　できるだけ追い炊きしなくて済む工夫を

お風呂の湯温は８時間で約８℃下がります。３℃分の追い炊きで約７円かかります。続けて入浴するか保温マットを使用するなど、お湯が冷めない工夫をしましょう。また、フタをしないと湯温は４時間で５℃下がります。フタはきちんと閉めましょう。

　湯沸器のお湯を沸かす

お湯を沸かすときは、湯沸器のお湯を沸かした方がガス代節約になります。

　鍋ややかんは底が平らなもの

熱源に接する面積が大きい方が熱効率が良いので、底面積の広いものの方が早く沸いて、ガス代節約になります。

　鍋底をふく

鍋底が濡れたままだと水を蒸発させるために余計なエネルギーが必要になります。きちんと水を拭いてから火にかけましょう。

　炎は鍋をはみ出さない

ガスの炎は、外側の青い部分が一番温度が高いので、鍋からはみ出した炎は無駄になってしまいます。

温まっている火口を続けて使う方が、冷えている火口を使うより熱効率が良く、ガス代節約になります。

湯沸器の種火はこまめに消す

種火にもガスが使われていますから、使わないときは消しておきましょう。

　落としぶたを使う

落としぶたを使うと、煮物が約半分の時間ででき、その上味も染み込みます。

ふたを使えば熱効率が上がって、早く沸かすことができるのでガス代節約になります。

　一石二鳥を狙う

パスタをゆでるときに具も一緒にゆでる、グリルの端で野菜を焼くなど一石二鳥を狙いましょう。柄付の金ざるがあると、小さなものをゆでるときに便利です。炊飯器でご飯を炊くとき、じゃがいもや卵をアルミホイルに包んで入れておくと、炊き上がりと同時に茹で上がっています。

　小さく切る

小さく切ると早く火が通るのでガスも時間も節約になります。

　余熱を利用する

煮物などは具材が柔らかくなったら火を止めて余熱を利用した方が味が染み込みます。鍋をタオルで包むのも効果的です。

　食器洗いのときの湯温は低めに

４０℃から３０℃に下げると１年間で３０．９ｍ^３のガス代の節約になります。ゴム手袋を使用すれば水で洗えるので、ガス代はかかりません。