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主な油脂の特徴

泡立ちをよくする油
ココナッツ油(やし油)
ココヤシの果肉を乾かしたコプラからしぼられた油です。ラウリン酸とミリスチン酸を多く含み、大きな起泡力あります。
パーム核油
アブラヤシの果肉の中にある核の中身をしぼってできた油です。油としての性質は、ココナッツ油と大差はありませんが、保湿によいオレイン酸がやや多めです。
溶けくずれにくい石けんを作る油
パーム油
アブラヤシの果肉をしぼった油です。パルミチン酸が多く含まれているので、硬い、溶けくずれの少ない石けんになります。
保湿力のある石けんを作る油
オリーブ油
オレイン酸を多く含み、石けんにすると洗い上がりの肌をすべすべと滑らかに柔らかく仕上げます。泡立ちはよくありませんが、冷水でも温水でも、洗浄力があります。主な不けん化物として、スクワレンやステロール、トコフェロール、ポリフェノール、クロロフィルなどが含まれ、特にスクワレンは人間の皮脂の中に10%程度含まれている大事な保湿成分で、これが0.5%〜1%程度含まれていることが、オリーブ油の特徴です。
スイートアーモンドオイル
アーモンドの実をしぼった油です。ビタミンA、B群、E、各種ミネラルを多く含みます。オレイン酸が66%程度含まれているので、豊かな保湿力があります。
マカデミアナッツ油
マカデミアの実をしぼった油です。マカデミアナッツ油の大きな特徴は、パルミトレイン酸を20%以上も含んでいることです。パルミトレイン酸は、皮膚の細胞の再生に大きな役割をはたし、年齢を重ねるとどんどん少なくなっていくために、この有無が老化と深く関係していると考えられている脂肪酸です。傷や湿疹でいたんだ皮膚の修復も助けます。
ヘーゼルナッツ油
ヘーゼルナッツの実をしぼった油です。この油の効用は、マカデミアナッツ油とよく似ており、皮膚の再生を助け、老化防止効果のあるパルミトレイン酸を24%と豊富に含んでいます。
特別な効用のある油
ローズヒップ油
ローズヒップというバラ科の植物の種子からとれる油です。リノール酸44%、リノレン酸35%と必須脂肪酸をバランスよく含み、やけどや切り傷、皮膚の炎症の治療に効果があることが知られています。しわに対してはっきりとした効果があるという報告もされています。
ホホバオイル
ホホバは、アメリカ南西部、メキシコ北部の砂漠に自生する常緑の潅木で、その種子からとれるのがホホバオイルです。オイルと呼ばれますが、構成成分は脂肪酸とアルコールが結合して生成したエステルと呼ばれるもので、液体ろうです。水分を保持しながら、皮膚呼吸をさまたげない上質の保護膜を作ります。ろうは、皮脂の成分としても含まれているものですから、皮膚の状態を自然に調整するのを助け、皮脂の過度の分泌をおさえる効果も報告されています。

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