石鹸で掃除をする。
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合成洗剤を使わない掃除

お風呂用洗剤、トイレ用洗剤、キッチン用洗剤・・・あなたのおうちには、いくつ合成洗剤がありますか?そして、それらは本当に必要なものでしょうか?
合成洗剤をやめた我が家では、石鹸、重曹、アルカリウォッシュ、アクリルたわしなどで掃除しています。場所別に何種類も洗剤を用意するよりも経済的ですし、「お風呂用洗剤、切らしちゃったから掃除できない」なんてこともありません。置いておく場所も取らないし、シンプルなので見苦しくない。(そういえば、合成洗剤は色が付けてあるのかカラフルだけど、石鹸、重曹・・・は、真っ白ですね。)そして、なにより環境にやさしい上に、人体にもやさしい!汚れ落ちもばっちりです。あなたもぜひ、ナチュラルなお掃除に切り替えてみてください!

アルカリ剤比較表
重曹 アルカリウォッシュ 炭酸塩(炭酸ソーダ)
化学名 炭酸水素ナトリウム セスキ炭酸ナトリウム 炭酸ナトリウム
pH 8.2(ごく弱いアルカリ性) 9.8(弱いアルカリ性) 11.2(アルカリ性)
特徴
  • 水に溶けにくいので、研磨剤として
  • 粒子が細かいので市販のクレンザーよりも傷が付きにくい
  • 酸性の臭いを消臭
  • 人体に無害
  • 食品添加物のバーキングパウダー
  • 重曹と炭酸塩の中間のもの
  • 軽い汚れの洗濯に
  • 水に溶けやすいので、スプレー容器に入れても目詰まりしない
  • 重曹よりpHが高いので、重曹より洗浄能力が高い
  • 入浴剤にも配合される
  • 洗濯用粉石鹸の助剤
  • 中華麺の製造やこんにゃくの凝固剤として使われる
※アルカリは、アルミには使えません。黒ずんでしまいます。

石鹸
普段の掃除なら、液体の石鹸を使っています。台所なら、食器を洗っている石鹸でシンクを洗っています。お風呂なら、石鹸シャンプー(主人は、液体石鹸を使っているので)でバスタブ、床など洗っています。トイレも、お風呂から石鹸シャンプーを持ってきて洗います。頑固な汚れには、「とろとろ石鹸」(赤星たみこさんが紹介していました)が便利です。⇒「とろとろ石鹸」の作り方

重曹
研磨剤、消臭剤として。

アルカリウォッシュ
大さじ1杯を450mlの水で溶かしたものをスプレー容器に入れて使います。台所の壁の油汚れや冷蔵庫についた手あかなどにスプレーして雑巾で拭きます。特に二度拭きの必要はありません。

炭酸塩(炭酸ソーダ)
アルカリウォッシュよりもアルカリが強いので、換気扇などのひどい汚れに。肌の弱い人は、ゴム手袋をしてください。

酸素系漂白剤
成分は、過炭酸ナトリウム。
水に溶かすと炭酸ナトリウムと過酸化水素に分解します。炭酸ナトリウムは、水に触れると弱アルカリ性になり、この弱アルカリ性の環境で温めると、過酸化水素は、水と酸素に分解されます。この、水と酸素に分解する際に色素を分解し、漂白作用を発揮します。衣類の漂白に使用する際は、洗濯機で洗濯した後、酸素系漂白剤を入れたお湯につけおき漂白すると良い。

アクリルたわし
アクリルの毛糸で編んで作ります。もちろん、買っても。アクリルの極細の繊維が汚れをかき取ります。軽い汚れなら、アクリルたわしだけで落とせるので、石鹸を使わずにすみます。

クエン酸、酢
水周りの水あかや浴室の鏡のくもりの原因は、水道水に含まれる石灰分が固まったもの。それらの汚れを剥がして溶かすのが酸性のクエン酸や酢です。掃除に酢を使う場合は、「食酢」と書いてあるものを選んでください。「調味酢」は、調味料が入っているのでべたべたしてしまいます。
※注意:大理石やセメントは、酸に弱いので使えません。
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